10月28日 田仲純子
テーマ
地元の活性化〜若者にとっても、住みやすいまちであるためには〜
動機
私の地元秋田県は、東北地方の中でも深刻な過疎化と高齢化のききに面している。
このままいけば、1025年には人口は100万人を切ってしまうだろうとの、推計もでている。
そんな秋田県を、何とか活性化して、人が集まるような地域にしたい、という思いから今回のテーマを選んだ。
当初は「観光によるまちづくり」というテーマで秋田県の主な観光地の特徴を調べていた。県庁・県内のいくつかの市役所・町役場・観光協会・商工会議所などに、現在の観光に関する状況を聞き、これからの課題や、観光産業についての見解などについて話を伺った。
話を聞くうちに、観光で人集めをするには、行政主体ではなく、民間企業、あるいは住民からの動きが必須であると感じた。観光客を集める前に、その地域を活性化してくれる人の存在が不可欠であるのに、秋田県では若者はどんどん県外にでていってしまう。
若者が出て行く理由としては教育機関・就職の受け皿の少なさに加えて、娯楽のなさ、というものもあげられる。
県が独自の魅力として掲げるものには「豊かな自然、温泉」などであるが、若者はもっとストレートな娯楽、そして自己実現が可能かどうか、というものを求めているのである。
トトカルチョ・マッチョマンズについて
秋田県はつまらないところだから、同年代の若者が皆県外にでていってしまう。
それなら自分たちで秋田県を楽しいところにしようじゃないか、という思いの元、6年前に結成された団体。
秋田をラスベガスのようなまちにしたい、という「イースト・ラスベガス構想 」をかかげ、自分たちが楽しめるイベントを主催している。